車のサブスクを利用しているTanakaといいます。これまで11社を徹底調査した経験から「車サブスクサービスの選び方」について詳しく解説します。
車のサブスクリプションは2024年現在で、おもに有名な会社として国内11社があり、ディーラーや一般仲介企業が運営していますがサービス内容はいろいろ異なります。
- 車サブスクサービスの失敗しない選び方
- 損しなくて楽しい車サブスクリプション会社の選び方
などの疑問がわかるよう、しっかり経験を活かして知識をすべてお伝えしていきます。
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Contents
①車のサブスク業者が「ディーラー」「一般」どっちか？
車のサブスクリプションは、大きく分けるとつぎのように２タイプの業者が運営しています。
- 正式ディーラー
‥車メーカーが直営や出資などにより運営している車サブスクサービス。 - 一般の中間業者
‥消費者とディーラーの間に入り車サブスクサービスを提供している業者。
航空業界に例えると正式ディーラーの車サブスクは「キャリア航空会社」、ディーラー以外の車サブスク業者は「LCC」というニュアンスで考えれば近いです。
正式ディーラーが運営している車のサブスクサービスは整備点検や車検などもコミコミ料金で行ってくれ、一般の中間業者は自分で整備類まで行うというスタイルが一般的です。
まずはこの「ディーラーか中間業者か」という部分をチェックして、選ぶなら「ディーラー」。
出来るかぎり「正式ディーラー」を選ぶことで手間もかからず、コミコミ料金でしかもお任せディーラー整備によって車に乗れるため、車サブスクサービスの選び方では大きなポイントになります。
②新車・中古車どちらをサブスクで扱っているか？
車のサブスクでは取り扱っているジャンルが「新車」「中古車」の２パターンあります。この方針は車サブスク各社で異なります。
どちらがいいという訳でもありませんが、ここで選びたいのは「新車」を取り扱っている車サブスク会社です。一般的に中古車のサブスクは金額面で割高な傾向があり、年式が古いためトラブルが起こる可能性も高くなるため選び方としてあまりおすすめ出来ません。
また新車を取扱う車サブスク会社のほうが「車種を自由に選びやすい」といった特性もあり、中古車専門のサブスクはそのときある在庫の中から選ぶことになり選択肢は狭くなりがちです。
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③サブスクで選べる車種をチェック
あまり車種にこだわらなければ問題にはなりませんが、少しでも自分の好きな車種を選んで乗りたい場合には抑えておきたい選び方のポイントになります。
車のサブスク会社で取扱う車種というのは、ディーラーの場合は当然ですがそのメーカーのみ、一般の中間業者であれば多くのメーカーから車種を選べるのが一般的です。
したがって初めから車種を決めてディーラーの車サブスク会社を選ぶのか、または多くの車種から選べる一般の中間業者による車サブスク会社を選ぶのかという２択になります。
こだわりたい場合には、この「車種」についても車サブスクの選び方として１つのポイントです。
④サブスク契約できる期間をチェック
車のサブスクサービスは各業者によって契約期間が異なり、短い会社で１ヶ月から、長期レンタルのできる会社で１年以上よりという契約スパンの違いがあります。
車サブスクサービスの契約期間というのは短いほど月額リース料金は高くなり、長期になるほど月額料金は安くなる傾向にあります。この契約期間で注意したいのが「短期間契約」で、サブスク期間が短くなるほど「割高」になります。
契約期間後はそのまま延長をすることもできますが、毎月の月額料金が高いまま延長をするのであれば初めから長いスパンで契約期間を設けておいた方がお得な利用方法になります。
したがって「はじめから少しでも長い契約期間にする」というのも選び方のコツになります。
⑤車サブスク契約時の各種諸費用はコミコミ料金か？
車のサブスク会社によってわりと異なるのが「初期費用」の部分で、初期費用に組み込まれている項目をチェックして損しないよう選ぶことが大切です。
車のサブスクサービスは「コミコミ料金」というスタイルが一般的な料金設定ですが、ひと口にコミコミといっても各会社によってその範囲はかなり違います。
コミコミ料金の内訳としては、すべての車サブスクサービスで共通するのが「各種税金・自賠責保険」、各社で大きく異なるのが「任意保険・車庫証明代行費用」になります。
このような諸費用がどこまでコミコミ料金に含まれているのかチェックをすることも、車サブスクサービスの選び方では重要なポイントになります。
参考：車のサブスク「任意保険」にまつわる疑問を徹底解消します
⑥緊急時のサポートはあるか？
車のサブスクサービスは借りたら終わりではなく、返却までの期間はしっかりと管理をする必要があります。
とくに事故やタイヤパンクなどの緊急時についてチェックしておくことも大切で、車サブスク会社によっては緊急時だけではなくアフターサービスや整備メンテナンスなども自己管理が必要といった場合もあります。
車サブスク会社の中でも公式ディーラーが運営している場合はこれら緊急時やアフターメンテナンスなども行ってくれ安心ですが、とくに一般の中間業者が運営する車サブスクサービスはほとんどこの部分については取り扱っていないため選び方には注意が必要です。
⑦走行距離超過したときの追徴料金は？
車のサブスクリプションというのは一般的に「契約期間中の走行距離」が決められており上限を超えた場合には超過料金が発生します。
基本的な超過料金というのは「１㎞当り10円前後」という車サブスク会社が多く、もっと料金が安い場合やその逆に料金が高い会社も存在します。
走行距離の上限は一般的に「1ヶ月1,000まで」という車サブスク会社がほとんどで、中には「700㎞まで」「1,500㎞まで」というようにかなり許容幅が違うものです。
この走行距離超過が計算されるのは返却時。
たとえば「上限1,000㎞」「3年契約（36ヶ月）」という規定であれば、返却時に「36,000㎞以上」走行していた場合に超過料金が必要になります。
後になって割とまとまった金額が請求される原因ともなるため、この「走行超過料金」についても車サブスクを選ぶときのチェックしておきたいポイントになります。
さらに‥選び方の基準を決める
車のサブスクを考えるとき、まず選び方の基準を決めるのもおすすめです。
- 車メーカー（車種）から選ぶ
- 軽自動車から選ぶ
- 月額料金（費用）から選ぶ
- 任意保険込みで選ぶ
- 高齢者が使用するために選ぶ
- 住んでいる地域にある車サブスクサービスから選ぶ
車メーカー（車種）から選ぶ
車のサブスクサービスを考えるとき、もっとも一般的な選び方が「車メーカーや車種」を決める方法です。
乗りたい車やメーカーをまず決めることでサブスク会社を選びやすくなったり、また取り扱っている車種もサブスク会社によって異なるため選択肢を絞りやすくなります。
まずはこの「車メーカーや車種から選ぶ」という方法を考えてみることからおすすめします。
軽自動車から選ぶ
費用の安い車サブスクとして、かなり人気の高いジャンルが「軽自動車」です。
もし軽自動車をレンタルして乗りたいという場合には、取扱っている車サブスク業者が決まっているので選択肢が狭まって選びやすく納得の行きやすい選び方ができます。
もし軽自動車の車サブスクを考えていれば、まずは取扱い業者をピックアップしてみてください。
月額料金（費用）から選ぶ
車サブスクを考えるとき、車種などよりも「とにかく安い費用」で選ぶのも１つの手段になります。
この場合は新車・中古車・車種・車メーカーといった外観や性能はまったく関係なくなり、費用（料金）だけを比較チェックすればいいので明快な選び方ができます。
片っ端から車サブスク料金を比較することで、希望する選び方につながります。
任意保険込みで選ぶ
車サブスクサービスは、基本的に「任意保険別」となっている場合がほとんどです。
したがって車サブスクサービス＆任意保険といった組み合わせで別々に契約する必要がありますが、保険会社などが運営している車サブスク業者の「任意保険込み」であれば１つの契約で両方を補える場合があります。
かなり手間の省ける契約方法になるため、おすすめの選び方といえます。
高齢者が使用するために選ぶ
車サブスクを使用する年齢が「高齢者」である場合は、高齢者向きの施策を行っている業者選びがおすすめです。たとえば急な免許証返上など、突発的なサブスク解約の必要性がある場合でも手数料無料サービスなども存在します。
したがって車サブスクの利用者における「年齢」からサービスを選ぶ、という方法もおすすめの１つです。
住んでいる地域にある車サブスクサービスから選ぶ
いくらインターネットで車サブスクサービスを探したところで、自分が
住んでいる地域で契約できなければ県外などへ出向く必要があったりと
ムダな時間を必要とする場合もあります。
たとえばディーラー系の車サブスクサービスなどは車サブスクサービスの取り扱い店舗などが決まっており、地元店舗に取扱がない場合は他県へ出かけて契約必要のある場合もあります。
まずは自分の住んでいる地域に希望する車サブスクサービスが存在するのか、まずは確認してみるのも選び方の１つになります。
まとめ
車サブスクサービスの選び方について「７つのポイント」でコツをご紹介してきました。これで車のサブスク選びに失敗することなく満足度の高いサブスクライフを送ることができます。
もう一度まとめておきます。
- 「ディーラー」「一般」どっちか
- 新車・中古車どちらか
- 選べる車種をチェック
- 契約できる期間をチェック
- サブスク契約時の各種諸費用
- 緊急時のサポート
- 走行距離超過時の追徴料金
車のサブスクサービスは大きな買い物ですので、選び方には細心の注意を払って高い満足度が得られる会社を決めなければいけません。
ここでご紹介した７つのポイントは「国内にある車サブスクサービスを比較してわかったこと」です。ぜひ車サブスクの選び方として参考になさってみてください。
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