車のサブスクを利用しているTanakaといいます。今回は「車のサブスクって途中解約できる？」という疑問に答えていきます。
車のサブスク契約期間中に例えば病気など、継続することのできない理由によって解約せざるを得ない状況もあるため解約できないということはまずありません。
したがって車のサブスクは途中解約できます、ただし「違約金」を必要とします。
なぜなら長期契約によって月々費用が安く設定されているため。
カーリースには「契約期間」によって次のような種類があります。
- レンタカー‥短期契約のためコスパは割高。
- サブスクリプション‥長期契約によりコスパは割安。
レンタカーの場合は乗出し時にすべての費用を支払う必要があるため、予定時間より早く返却しても支払う金額は変わりません。
サブスクリプションの場合は「月謝制」というスタイルで支払うため、契約期間内で早期解約をするとどうしても違約金が必要になるといった特性があります。
さらに、車のサブスクにおける「途中解約」について詳しくお話しします。
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車のサブスクで途中解約しないための工夫
車のサブスクを途中解約すると違約金などが必要となり、コスパは大幅に悪化します。そこで途中解約のストレスを避ける３つの工夫を考えました。
- 契約期間の短い車サブスク業者を選ぶ。
- 家族などで共有して車のサブスクを利用する。
- 一定の理由において違約金無料となる車サブスク業者を選ぶ。
契約期間の短い車サブスク業者を選ぶ
車のサブスク業者によって契約期間には違いがあり、なるべく「短期契約」を行っている業者を選ぶのもおすすめの手段です。
一般的なサブスク期間というのは「3・5・7年」というものですが、とくに契約期間の短いホンダマンスリーオーナーなどのように「１ヶ月単位」といった超短期間契約を行っている業者もあります。
車サブスクリプションの途中解約は、一般的に「残利用料＋追加精算金」が必要となります。
たとえば月々30,000円、残り契約期間12か月の場合。
30,000円×12ヵ月分＋追加清算料（業者によって異なる）が必要になるため、短期間のサブスクになるほどコスパは低下しますが、違約金に比べれば微々たるものと考えることができます。
また他に車サブスク「カルモくん」なども１～11年契約で運営されているので、一般の車サブスク業者よりも短いスパンでリース契約ができます。
家族などで共有して車のサブスクを利用する
いわゆる「カーシェアリング」というシステムを導入している車サブスクサービスを選ぶことで、途中解約によるデメリットを極めて最小に抑えることができます。
カーシェアリングシステムにより車へ乗らない期間を家族シェアできるため、最大限にサブスクのメリットを活かすことのできるサービスです。
このカーシェアリングを導入している、代表的な車のサブスク業者が「SOMPOで乗ーる」。
もしサブスク利用をしている家族のうち誰かが利用できなくなった場合でも、ほかの家族によってサブスクを継続して利用できるため途中解約のデメリットを大幅に回避することが可能です。
本来であれば家族でシェアできるため便利なサービスですが、このシステムをさらに突き詰めるとこのように途中解約の回避にもしっかりと利用できるため１つのおすすめといえる方法です。
一定の理由において違約金無料となる車サブスク業者を選ぶ
車のサブスク業者は、すべて違約金がかかるという訳でもありません。一定の理由により違約金無料で途中解約のできる車サブスク業者もあります。
この途中解約の違約金が無料になるのは、
国内最大手といえるトヨタ系の車サブスク「KINTO」。
個人契約の場合に限り「死亡、免許返納、海外転勤時」など一定の範囲であれば、解約金なしで途中解約が可能です。規約さえ把握しておけば、いたって便利なサブスクサービス。
とくに高齢者の車サブスク利用を考えているなど、免許返納時でも途中解約の心配なく安心して利用できるシステムではないでしょうか。
車サブスク会社による途中解約の対応
車サブスク業者ごとに、この「途中解約」について対応は異なります。一覧表にして各社の取り組み方をまとめました。
※各サブスク業者のクリックで、私のレビューへ飛びます。
| 車サブスク業者 | 途中解約の対応 |
| トヨタKINTO | 中途解約金が不要なケースあり。死亡・免許返納・海外転勤等による理由があれば解約金不要。 |
| ホンダ「マンスリーオーナー」 | いかなる場合も違約金が必要 |
| 日産「ClickMobi」 | |
| ボルボ「SMAVO」 | |
| SOMPOで乗ーる | |
| カースタくるまリース | |
| クルカ | |
| カルモくん | |
| ガリバー「NOREL」 |
もっとも途中解約に優しい、といえるのがトヨタ系サブスク【KINTO】。
免許返納時なども解約手数料がかからないため、高齢者にも優しい制度が設けられています。
解約違約金が発生する、というスタイルが一般的な車サブスク業者のパターンです。
途中解約できないという車サブスク業者について
車のサブスクリプションというのは、違約金を支払うことによって解約ができます。しかし中には「途中解約不可」といったサブスク業者も見受けられます。
いやいや「途中解約不可」といわれても、本人が重度の病気などによってサブスク契約を継続できない然るべき理由が発生することも十分に考えられます。
私はこの問題にたいして「契約期間が終わるまで駐車場に放置するの？」と思ったので、実際に「途中解約不可」としている車サブスク業者へ問い合わせ聞いてみました。
車サブスク業者との「途中解約」についての会話内容
私：途中解約できないと記載されていますがどういう意味ですか？
業者：違約金をお支払いいただく形で途中解約できます。
私：途中解約はできるんですね。
業者：はい、可能です。ただし残存期間プラス違約金がかかります。
私：じゃあ車に乗らなくても、契約満了まで自宅に置いてたほうが費用は安いと？
業者：はい、お持ちいただいてたほうが余計な費用は掛からなくていいかと思います。
私：途中解約できない、というよりも「途中解約しない方がいい」と。
業者：はい、その方がお得になるかと思います。
車サブスク業者からは、途中解約についてこのような回答を得ることができました。つまり「途中解約は可能」というのが結論です。
このあと詳しく途中解約の費用について解説しますが、基本的に「契約満了までの残り期間分＋違約金」という費用が途中解約時には発生します。
したがって途中解約できないといった理不尽な対応はありませんが、費用面を考えると途中解約をするよりも自宅に置いておくといった対応のほうが安い費用で済むのでは。
ただし月決駐車場など貸駐車場を契約している場合は、駐車場代と違約金のバランスを考えることで途中解約をしたほうがおすすめといった場合もあります。
いずれにしろ車サブスクサービス業者で「途中解約できない」と掲載されていても、それが私たちにとって決して不利な条件ではないことがこの度の電話連絡でわかりました。
したがって車サブスクサービスは、いかなる業者でも途中解約は可能です。
ただし駐車場代などが不要な保管方法であれば、途中解約しないほうがお得になる可能性があります。
まとめ
今回は「車サブスクの途中解約」について疑問に感じた部分を解明してきました。これで少しでも安心して車のサブスク利用ができれば嬉しいです。
私も実際に車のサブスクサービスを利用していますが、契約時にこの「途中解約」については一切考えていませんでした。
しかし契約後にだんだんと「もし継続できない状況になったらどうすれば‥」と不安を感じ始めたこともあり、今回この記事で途中解約をすべてを解明しようと思いつきました。
私なりに途中解約についてまとめましたが、きっとサブスク利用をお考えであれば同じような不安を抱えていらっしゃると思います。
ぜひ今回の解明を参考にして、ストレスのない車サブスク生活を送ってください。
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